Netflixオリジナルアニメ「パラダイス警察」(原題:PARADISE PD)
血しぶきやゲロが飛び交う下品極まりないコメディ・アニメ「パラダイス警察」は、ブラックジョークが好きな人にはうってつけのアニメだ。※R指定作品。
ストーリー
やる気に満ちた青年が荒廃した小さな町で、父が署長の警察署で勤務することに。キレやすく、卑わいな同僚たちとともに、大きな麻薬事件の捜査に関わっていく。(引用元:Netflix)
登場人物
ランドール
パラダイス警察署の署長。幼いケビンに金玉を撃ち抜かれて以来、男性ホルモンパッチが欠かせない。貼り忘れると女性になる。
ケビン
幼い時に謝って父・ランドールの金玉を撃ってしまったがそれほど反省していない。だが、警察官である父親に憧れを抱いており、半ば無理やり警察官になる。ただAIの車とS○Xするほどの優しさも持ち合わせている。
カレン
ランドールの元妻でケビンの母親。基本的に票の事しか考えていないが息子には優しい。
ジーナ
パラダイス警察署の紅一点。捕まえた犯人を記録をスクラップにしているが、ゴミを撒き散らす相手に5万ボルトの電流を流すなど、犯罪者を甚振るが趣味で、同僚のダスティへの日常的なセクハラにより裁判所から接近禁止令が出ているが、本人はおかまいなし。
ダスティ
のろくて仕事はできないが、その脂肪は銃弾を跳ね返すほどで盾には最適である。250kgを超える巨漢で生きた鳥を食べるほど食事が好き。
フィッツ
PTSDにより銃の代わりにピッコロを持つ。それが原因でジーナと揉めた際には、銃を所持してパトロールを試みるが、鏡に映った自分の姿に驚き発砲し、跳ね返ったきた弾で負傷する。その姿が「警官が黒人に発砲した」とニュースで報じられてしまい、全米が警察擁護派と黒人擁護派に分かれる騒ぎに、同一人物なのだが裁判に出廷するハメになり一人二役を演じる。
ホプソン
パラダイス署のベテラン刑事。ベテラン過ぎてボケている。ランドールから厄介払いに「秘密の潜入任務だ」と言われて入れられた老人ホームでは危うくロブスターにされかける。
バレット
ドラッグ好きな麻薬犬バレット。押収品を横流ししたり、押収した粗悪品でパーティーを開きその結果仲間の大量に死んでしまうも証拠隠滅の為、寝ずに掃除をするほど働き者。
ホームレス・コップ
街に危険物が発見された際に「爆弾処理ロボットは予算不足なので、安上がりなホームレスを使った」という理由で警察官になった。予想とは裏腹に爆発しなかった為そのまま警察官として仕事する事になる。基本的には何もせずひたすら排泄してるのみ。フィッツだけがホームレス・コップの生き方に感銘を受けている。
感想
この手の海外のブラックジョーク・コメディは本当に品が無く、パラダイス警察も下品極まりない。フィクションだと思って倫理観を捨てれる人以外には不快以外の何物でもないだろう。個人的には好きである。とはいえ「ドラッグ」や「差別」ネタなどは同類の他作品で既視感があるのも事実。サウスパークやファミリーガイ等の作品を観た人にとっては新鮮味が薄いかもしれない。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません